教室ブログ

初心者の方でも

投稿日時:2009/02/21(土) 18:35

 2月から,教室に新しい仲間が加わりました。HPからお問い合わせくださった方です。初心者で,この教室に見学に来たとき,どんな油絵セットを購入したらいいのかから聞いていました。だから,道具もまっさらです。

  早速,その次の週から教室に参加して,油絵作品に取り組んでいます。
  先生方は,その人の感じ方をなるべくいじらないようにしますので,好きな色で形をとってみてください,などと言う声が聞こえてきました。
  自由にといわれると困ることもありますね。しかし,何色か使ってみると,やはり,その人の好みがでてきます。やはり好きな色はあるようです。

  形を最初にとるときは,ペトロールという石油系のオイルで絵の具を溶いて薄めの色で描きはじめます。薄い色ですので,失敗したら布で拭いてしまえば,きれいになります。
  そうやって,描きながら配置を決めていくのです。

  静物の場合,どこに何を配置するかが大切なので,感覚で決めずに,クロッキー帳に大雑把に鉛筆で配置を描いて,それをトリミングします。うまくいかなかったら,もう一枚描いて,なんとなくこれでいけそうな感覚をつかみます。
  今回は,この作業をしてから,先のペトロールで溶いた絵の具で形をとりました。
  初心者でも,1年経過した人でも,この段階を踏むことは,同じです。
  そして見たところを素直に描いていくのです。

  そのうち,ここはどうしようか,という気持ちが出てきますから,いろいろ試しながら,その効果を見ていきます。
  こういうときに,先生から,ちょっとした指摘があるのが大切です。
  私たち会員は,狙ったものを表現する力がまだ十分ではありませんから,そういう方向で行くなら,こうしないと,という指摘があります。そして,口の説明だけでなくて,ポイントを描いてくださいますから,どう描けばいいのか,身にしみてわかります。
  ときどき,先生が他の人の直しをしていると,それを皆がぐるりと取り囲むこともあります。ほんのちょっと直すだけなのに,ああ…という声が漏れたりします。

  さて,初めて描いた絵がどうなったのか。ご紹介させてください。


 どうですか。素直ないい感じでしょう。
  まだ完成ではないのですが,2回で,煮詰まった感じもします。ご本人は,次は別のものを描きたいとのこと,ひとまず終わりにします。
  それでいいのです。また直したいところが見つかったら,そこを描きたせばいいという方針です。枚数を描かないと,なかなか直し方もわかってきませんから。

 こういうことは,先生方のお話を聞きながら,だんだんわかってきたことです。
 皆さん自分で納得することがあるため,なんだか,自分たちが考えた方式のように感じますけれども,この教室の自然な方針になっています。

  それから先週の絵のその後。やはり,最小限の直しをして,とりあえずの完成にしました。違いがあまりわからないかもしれません。また感じるところが見つかったら,直します。




 先日,知り合いの画家とお話したとき,これは素敵ですね,と話したところ,展覧会の搬入前夜になって,あっと思って,屋根の鮮やかな色を削って,彩度をおとしたら,やっとぴたっといった,ギリギリ間に合いました,とおっしゃってました。

  ぴたりといくのは,偶然の効果でもありますね。待っているしかないときがあります。

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