教室ブログ

8月7日は自主活動でした。

投稿日時:2011/08/10(水) 00:41


 8月7日は自主活動でした。

 今回は,写真がありません。

 先週載せなかった写真をご紹介します。

 まずは,パインとレモンのオイルパステルです。

    

 まだ未完成という感じがあったので,前回ご紹介しませんでした。

 しかし,興味深いことに,こういう途中までの絵には,元気があるものが多く見られます。
 着地を気にし始めると,急に大胆さが影を潜めて,つまらない絵になってしまうか,
 逆に,大胆に進みすぎて絵が壊れてしまうか,どちらかになりがちです。

 途中であるが故の,落ち着きの悪さはありますけれども,
 パインの皮の美しさが大胆に捉えられていて,いい絵です。

 落ち着きの悪さは,実と葉の間の暗い領域の処理のまずさにあります。
 パイナップルを食べた後に土を詰め込んで,そこに葉を指して見ました
 …と言われるとそう見えなくもありません。

 しかし,葉はこのままで完成でいいはずです。

 パインの実の上のほうを直せば,そして,レモンがもっと浮き上がれば,それで完成ですね。
 バックもテーブルも,いい色だと思います。


 もう一枚,ご紹介します。

 こちらは静物です。まだ途中です。

    

 デッサン力がどうこう言う必要はないでしょう。8歳の作品です。
 どこで覚えたわけでもないのに,いつもモチーフの配置に驚かされます。

 左のポットのふたは少し直したほうがいいかもしれません。
 しかし,このポットの位置は,直すべきでないし,このままがおそらくベストでしょう。

 下に領域があって,上はわずかな隙間ですが,頭がつかえる感じはありません。

 初心者の絵は,たいてい,下がわずかしか空いてなくて,上が大きく空きます。
 そうすると,奥行きがなくて,平板な絵になりがちです。
 さらに,テーブルを描くと,カップやポットの底から程ない高さにテーブルの端がきます。
 テーブルからモチーフが落ちそうな感じの平板な絵の出来上がりです。

 毎回,自然に,奥行きのある配置を自分で見つけています。
 そこに可能性を見て,先生もなるべく手を入れたがりません。

 こうした感受性をどうやって伸びのびと,飛躍させることが出来るのでしょうか。
 自由に元気に進んでいってほしいと思います。下手に手を入れたくない気持ちがあります。
 壊さずに大切に,そんな気持ちで見守りながら,ささやかなヒントだけでも気づいてくれたらと願っています。

 この教室では,一人ずつ指導が違っています。
 一人ひとりに合わせた指導ですから,年齢は関係ないのですね。


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