教室ブログ

8月6日の教室から:槿と夾竹桃

投稿日時:2017/08/06(日) 20:39


 槿と夾竹桃を描きました。

 先日まで、むくげ(槿)が満開でしたが、暑さに負けたのか、
 花が次々落ちてしまいました。
 何とか生き残っているものをモチーフにしました。
 まだつぼみがたくさんありますから、今後も描く機会はあると思います。

    

 はじめに形をとります。F4のキャンバスに描いています。

    

 イエローオーカー(黄土色)で形をとっています。
 花の部分が一筆書きのようになっています。
 この上に色をのせるときに、イエローオーカーが残っていると
 花が濁ってしまうため、なるべく絵の具が少なくて済むように描いています。

    

 バックをおおばっぱに塗って、色を全体に載せていきます。

    

 バックにすこし透明感があるように修正して、葉を大きく元気のよい感じにしています。
 花が説明的にならなくて、うまくいきました。

 もう一つの槿です。

    

 こちらはSM(サムホール)のキャンバスに描いています。
 大雑把に形をとります。

    

 槿の色が濁らないように、この場合も気を使います。

    

 こちらは、花びらがやや厚塗りになりました。
 槿は油絵で描くには、かなり難しい花のようです。

 こちらは夾竹桃です。

    

 まずF4のキャンバスで描いたものから。

    

 形をとっていきます。
 花と葉の色をはじめから分けて描いています。

    

 ぼんやりしているところを徐々にはっきりさせていきます。

    

 花をどうしたらよいのか、悩むところです。

    

 花の輪郭を強調していますが、それがよかったのかどうか微妙です。
 なかなか悩ましいところです。しかしいいモチーフだと思います。
 夾竹桃がもうしばらく咲いているなら、再挑戦したい花です。

 こちらはSMのキャンバスで描いています。

    

 花に焦点を絞っています。
 バックは全体的に緑というイメージで絵を作るようです。

    

 主要な歯を描いて、こちらも花の輪郭が少しうるさい感じかもしれません。
 実際の花びらを見ると、わりあい輪郭がはっきりしているので、
 それに影響されているのかもしれないです。

 暑い日でした。しばらくこんな調子なのでしょうか。
 いささか参りますね。

 どうぞ皆様ご自愛くださいませ。

 次回は、目崎一登先生のご指導の予定です。
 

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