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10月23日から四季彩舎で山本靖久展 開催:あわせて主体展のふりかえり

投稿日時:2017/10/22(日) 16:07


 主体展でもご紹介した山本靖久画伯の個展があります。

 =山本靖久展 生あるものたちへーTo all creatures=

  2017年10月23日(月)~11月1日(水)  11:00-18:30
      お休み…10月29日

  場所: 四季彩舎  京橋2-11-9 西堀11番地ビル2F
  
  紹介URLはこちら。


  主体展出品作品は以下です。


                           山本靖久「煌悠」

 黒く見えるのは銀を貼ってから焼いた(化学反応させた)もの。
 黒い絵の具ではなくて。まさにいぶし銀。
 白いところは胡粉。日本画の画材を使っている。
 学生時代から、絵の具の油分を抜いて使っていた。

 最初に色を置いていく。そこでやめたら抽象画になっている感じ。
 そこから描きこんでいかないと自分の絵にならない。

 人物はよく聞かれるけれども、どこの国の人ということではなくて、
 思い浮かんだ人物を描いている。モデルがいるわけじゃなくて。
 真ん中の人物の顔の向きも最初とは角度が変わってきた。

 何で象がいるのか…。丸い形のものが好きだから、象の丸い形がいい。
 円山応挙の犬の絵は丸くてかわいい。「円山応挙 犬」で検索をかけると出てくる。
 手前にいる犬もデッサンをしたのではない。むかし家で犬を飼っていたけれど。
 手を伸ばした先にある果物は…あれはマンゴー。柿じゃなくて。

 定型のキャンバスを使わずに、絵に合わせて整形している。
 小さなスケッチブックをいつも持っていて、構想が浮かんだらスケッチしておく。
 電車に乗っているうちに、3つも4つも思い浮かぶことがある。
 ところがどうしてっていうほど、なかなかできないときもある。

 最初のスケッチから始まって、作品に仕上げていく。
 この作品は描きだしてから2カ月くらいかかっている。 (以上、如是我聞)



 

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