教室ブログ 2016/4/14

磯村敏之アトリエ訪問

投稿日時:2016/04/14(木) 00:31


 先日、磯村敏之先生のアトリエに行ってきました。
 ひさしぶりに桜の季節に訪れることができました。

    

 アトリエにも桜を咲かせましょうか…。
 いくつか桜の絵が見つかりましたので、額の絵を入れ替えて見ました。

    

 いままで気がつかなかったすばらしい作品を、今回見つけました。
 20号の作品です。
 微妙な色合いが、写真ではなかなか再現できそうにありませんが、
 武甲山を描いた以下の作品です。

    

 セメントの山だった武甲山が平らな尾根のように描かれています。
 削り取られたセメントを含む岩肌が絵になると何ともきれいです。
 派手派手しい色はないのですが、手前の畑から山まで、
 それぞれの地形が示す風景が全部つながっている感じがします。

 それから、以前いいなあ…と思っていた作品にも再会しました。
 これは北海道のポプラ並木のある風景です。
 10号の作品です。

    

 手前のポプラがぼんやり描かれているためか、
 その先にある畑の様子がくっきり見える気になります。
 一番奥にある山やその上の空まで、遠くまで見通せますね。
 この絵の季節は初夏なのでしょうか。
 
 いつものことながら、いろいろと感じることのある訪問です。
 まだ初心者そのもののときから、何回か訪れていますが、
 そのときどきで絵の見方、感じ方が変わってきます。

 今回は、桜の花の絵を選んで、そう遠くないうちにまた絵を入れ替えに来ます…と
 磯村先生の奥さまに宣言して、帰って来ました。

 こんどは緑の美しい季節にお伺いできたら…と願っています。

 

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