ブログ 2016/4/3

4月3日の教室から:果物と籠あるいは瓶[教室ブログ]

投稿日時:2016/04/03(日) 22:55


 目崎一登先生のご指導でした。

 前回の続きと新しいモチーフを描きました。

 果物と籠のつづきです。

    

 もう少し描きこみたいところです。次回も継続して取り組みます。

 同じく果物と瓶のつづきです。

    

 こちらももう少し描かないと着地しそうにありません。

 以上の2つの作品は、今回2回目でしたので、本来完成させたいところでした。
 しかし、どうもまだピタッと行きませんので、もう一回ということになりました。

 先生にもご相談して、乾いた状態を見て、
 もう一度してもよいねえ…ということになりました。
 油絵の場合、油が乾くと感じが違ってきます。
 絵の具が乾燥して、色調が落ち着いたものを見て、
 もう一度、どうしたらよいのか検討してみます。

 どこで着地したと考えるのかは、なかなか難しい問題です。
 描きすぎて失敗することもありますので、
 時間をかければかけるほどよいというわけではありません。

 こちらは、今回から描き出したものです。

    

    

 籠の中の果物を描くのは、意外に難しいです。
 籠をどう描くかが、どうもよくわかりません。


 それぞれの人が、それぞれの試みをしています。
 まだこれがよいと言うほどの作品になっていませんが、
 いままで見えなかったものが、だんだん見えてくる様になってくればよいなあ
 …と思いながら、継続しています。

 先日のモランディ展のことも話題になりました。
 瓶をまっすぐすらっと描くのではなくて、ゆがんだ姿で描くことで
 実在する感じを表現していると先生はおっしゃいます。
 何となくそうなる…というのではなくて、ここは意識して表現をしていると。
 さりげない何となくそうなっているという表現は、どこか弱さがあって、
 意識的な表現のように伝わらないのだとおっしゃいます。

 次回も目崎一登先生のご指導の予定です。
 桜が満開ですね。公園の写真を撮らなかったのは不覚でした。
 雨が降って、満開の桜が散ってしまうかもしれなくて、
 春のイベントはあわただしく進んで行くものだと思います。

 今回から4月、新年度でした。
 新たな気持ちで継続していけたらと願っています。

 どうぞ、皆さまお元気で。

 

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