渋谷油絵教室は、初心者にも美大レベルの指導が受けられたら という希望を持った渋谷区の初心者達が作った絵画教室です。 日曜の午後、一人ひとりに合わせた個人的指導が受けられる絵画教室です。 |
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ブログ 2013/3
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3月24日の教室から。[教室ブログ]
投稿日時:2013/03/25(月) 01:22
山﨑弘先生のご指導でした。
石膏を中心に描いています。
最初はクロッキーです。
なかなかうまくいかないですね。
今度は、石膏デッサンです。
お花のモチーフもあります。
ともにオイルパステルで描いています。
渋谷では、桜が毎回になりました。
例年よりも早いですね。
せっかくのお花見の季節ですが、
体調を崩した方が何人かいらっしゃいました。
皆さん、ご自愛くださいませ。
3月17日の教室から。[教室ブログ]
投稿日時:2013/03/17(日) 22:26
山崎弘先生のご指導でした。
木炭紙大の画用紙を使って、デッサンを始めました。
別のモチーフを描いた会員もいます。
まず先生の説明から。
石膏は、こんな感じです。
初めてですから、皆さん、難航していました。
今回は、大きく形を取るだけ。
次回、たぶん大幅変更になります。
消しゴムの「かす」がすごかったですね。
貝殻。
特別なパステルを使ってみました。
菜の花とゆき柳。
濃い色の紙に描いたのが成功でした。
次回も山崎弘先生のご指導です。
あいかわらず、花粉ファッションが続いています。
しばらく大変なようですね。
ご自愛くださいませ。
あの日の記憶がめぐってくる[教室ブログ]
投稿日時:2013/03/11(月) 23:44
3月11日の午後3時近く、ただならぬ地震だった。当日は仕事で東京駅近くにいた。生涯最大の地震であると思った。おそらくもうこんな地震はないだろうと感じた。ゆれ方とともに、そのゆれている時間の長さが異常だった。おそらく家の中は、混乱を極めているだろう。そのとき、まだ津波のことは知らなかった。そこまでは考えていなかった。
フロアのテレビに映像が流れていた。異様な静けさと落ち着きに、いやな感じがして、その前から立ち去った。もう仕事になりそうもなかった。交通機関の混乱は解消されないだろうと思われた。
数時間して、家に戻ろうとして、気が重くなった。
それまでの間、窓から外を見ていた。しばらくバスは動いていた。そのうち人が列をなしてきた。それにしたがって、車が道路から消えていった。
地震の前は、金曜日の夜に教室があった。
当日、目崎先生のご指導の予定だった。まだ先生は家を出ていないだろうと思った。しかしわからない。どうも気になりだした。そうだ、社教館によって行こう。
道路に乗り物はもうなかった。人々は黙々と歩き続けていた。公衆電話の前に人が並んでいた。コーヒー店の人が、道を行く人たちにコーヒーを配り始めた。数人がそちらに近づいていった。それを物語のように横に見ながら、道を進んでいった。その間、何ごとか言葉があったはずなのに、何も音が聞こえてこない。
大変なことが起こっていた。立ち止まって考えるよりも、まず自分は進まなくてはいけないと感じていた。道は何ものにもさえぎられることなく、止まることなく、ただ進むだけだ。
どのくらいたったか、まだ暗くなる前だった。社教館に先生はいなかった。いるはずもなかった。
思い起こしても、音の記憶が消えている。あのときの気持ちは何であったのか。知覚を明確にすることを拒絶して、眠ってしまいたかった。不吉な深刻な予感に圧倒されていたはずなのに、分析も判断もどこかに消えていた。
祈りの気持ちに向かおうとすると、悲しい気持ちがやってくる。悲しみは人を高貴にすると言う人がいた。どうだろう。私は私が感じ得なかつたことのために、罰されて…、そんな気持ちだった。不十分なこと、足らざること、必要なものを保持していないこと、未熟なこと、ダメなこと、そう、ダメなことばかり。
祈りはどこにむけられていたのか。
あれから2年がたつ。
その後も、大切な人が相次いで亡くなった。
どうしたというのか。
月日は流れていき、残った者は無念の人をまだ覚えている。
記憶はまだ生きている。
ささやかな楽しい記憶をそこに添えることはできないだろうか。
何か美しいもの、彩のあるものを見つけられないだろうか。
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